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オラ、火遊びのために薪を貯蓄してぇぞ。
普通は薪ストーブなどを家庭で使用するために薪を貯蓄し、乾燥させておくものですね。
火遊びのために薪を保管してる人っているのかな?・・・きっといないな。。
であれば、、やってやろうじゃないの。
木を調達して、叩き割って、立派な薪棚に保管してあげようじゃないの。
そして一冬寝かして乾燥した来シーズン頃には火遊びができる、しかもタダで!という目論見。
というわけで、、作業の流れはこうなる。
- 薪拾い
- 薪割り
- 棚を作る&保管
①薪を調達すべし
ぶっちゃけ、ホームセンターやキャンプ場で薪はいくらでも買うことができる。
1束500~700円くらい。1束は10キロくらいなのかな?
そもそも、買ってきて乾燥させておけば手間がなくてええのぉ。
でも正直…買いたくない。
脳内では「田舎に住んでるのに、薪なんぞ買うもんか」という何かが働く。
とりあえず知り合いのリンゴ農家に相談してみると「春先なら要らない木をあげれるけど、今はないよ」…まじか。。
じゃあ山で拾うか、、いや、山怖ぇ。所有者も分かりにくく、不法侵入という問題も面倒。なにより、クマ怖ぇ、ヘビ怖ぇ。。
・・・そ、そんなら川原で流木さ拾うべ!
んだ、んだっ!
予め管轄する河川事務所に告げよ
薪拾いなんて初体験っすわー。ドキドキー。。
・・・とその前に、無用なトラブルを回避すべく、現場を取り仕切る河川事務所(国土交通省)に電話にて連絡。
すると余裕で許可を頂く。河原に生えている木はNGだが、転がっている所有権不明のモノは拾ってOKだそうだ。
尚、タイミングによっては外来種の伐採木を無料配布することもあるという情報もGET。
しかし現在はその作業は行われてないようだ。残念。
さぁ、心置きなく侵入せよ!
突入に必要な装備を確認をしよう。汚れてもよい服装に、軍手、長靴、ナタ、ノコギリ、あれば・・・チェーンソー。
それと収集用に段ボール箱か丈夫な袋などがあるとよい。
現場へ着くと、増水時に流れ着いたと思われるターゲットを発見。外来種のニセアカシアと思われる。ただちに確保する。
その際、内部まで濡れてないか、腐ってないか、切った断面に虫やアリがいないかチェック。(虫のいる木を持ち帰り、家や棚が食われるのは遠慮したい)
河原を歩き回ると折れて流れ着いたような木が色々あるものだ。
ちなみに長すぎる木はその場で使いやすい30センチサイズにカッティング。段ボールに放り込む。
ノコギリでは手に負えないものはそのまま自宅に拉致した。

河原で集めた木を30cmほどにカット
泥酔に浸ってしまったためか、若干ドブ臭さも・・・。
タダなのでそこは我慢。よく乾かそう。
《樹木メモ》 ニセアカシアは北米原産のマメ科の落葉高木。外来種なので駆除の対象樹種。成長が早く、河川などでよく生えている。切ると黄色っぽい切りくずが出る。そして樹皮などにトゲがあり、なんとなく独特の臭いがあるが乾燥すれば気にならない。広葉樹であり、繊維の密度や火力は薪としては並レベル。普通に使える。

家にあった電動ノコギリも駆使する
今回、いわゆる丸太っぽいのはないけど、径が5~15センチくらいの木をそれなりにGET。ただし、このように生の木の状態では良く燃えないし煙も出るので、ちゃんとした薪とは呼べない。やはりしっかり乾燥させて燃えやすくしたい。よって次の工程に移る。

切り揃えたので薪割まで適当に積んでおいた
②拾った太い木を割る
太い木は割っておかないと乾燥しにくい。
割ることで木肌の露出面積が増え、乾燥が進むのだ。
サイズが不揃い過ぎるのは保管時にも使用時にも困るはず。
というわけで太すぎるものは斧で叩き割り、適度なサイズにしていく。
力強い薪割り斧を手に入れろ
そういえば家に斧あったなー。
どれどれ・・・錆びきってるし、刃がこぼれまくってる。。

家にあった古びた斧。刃こぼれもひどく・・・
・・・じゃあ買う!
・・・俺、斧、買う!

ハスクバーナの「 小型薪割り斧」(50cm)
定評があり、コスパの高そうなハスクバーナ製を買った。しかもキャンパーさんたちがみんな買って自慢してる38センチほどの「手斧」ではない。50センチクラスで、小型薪割り斧だ。両手でも使用可能なのに、片手で手斧のような使い方もできる優れもの!カッコいいシース(カバー)まで付いておるわ!わーっはっは!
(無料のエネルギーを得るために、さっそく斧に6000円の出費・・・)

買った斧(50cm)と、家にあった手斧(33cm)との比較
柄が長いほうが当然太い薪をぶちのめすのに向く。50㎝であれば長すぎないので細切りしたりもできる。
ああ、木こりが降りてくる~。。持ってみると力がみなぎってくる~。。
それにしても柄の形状がいい。振りやすいカーブがついている。しかもヒッコリー材だ。
そしてヘッドは職人によりスウェーデン鋼から鍛造されているのだが、この重さがちょうどいい。振り下ろす力がターゲットに無駄なく伝わる気がする。
そして薪割り用だけに、ほどよく刃に厚みがあるので、綺麗に「切り刻む」よりは「叩き割る」という感じ。まさに自分の理想のイメージである。
刃物って、ステキよね。フフ・・・。
作業に入る前に、ダイソーのダイヤモンドシャープナーで刃先をサクッと整えた。
ついでに木部の乾燥予防に蜜蝋を塗っておく。
さらにネック部分の保護として麻ひもをぐるぐる巻きにした。
・・・もうすでに愛着が湧く。

破壊力抜群のハスクバーナの斧
実際に使ってみるとやはり使いやすい。ちょっと中途半端な長さかとも思ったがそんなことはない。
しゃがんで思い切り叩きつけるような場合はものすごく力が入れやすい。
5000円にしては切れ味もなかなか良いのではないだろうか。問題なく作業できる。今回は太くても15センチほどの木なのですべて楽勝で薪割りすることができた。
刃の中央部に膨らみを付けてある形状のためか、割った時に抜けなくなるのを防いでいるらしいのだが、そのせいか挟まってしまうことは少ない。しかし木の節がある部分だけはかなりの力を要する。力いっぱい振り下ろす時はケガに注意だ。
ちなみにキャンプ用の手斧みたいな使い方で、片手でも使用可能だ。慣れれば焚きつけを作るのも容易だろう。その際はよく研いでおくのが良さそうだ。

それにしても佇まいがカッコいい
ハスクバーナで圧倒的に人気なのはキャンプ用38cmの小ぶりな手斧であるが、自分の様に薪割りもガッツリやりたいなら50cmの薪割り刃タイプもおすすめだ。薪も割り、焚き付け用に細切りもできる。

ハスクバーナの薪割り斧とシース。あるだけで雰囲気が良い
手斧ではそこそこ細い木しか割れないが、これならワイルドに割って焚き火したりもできる。もちろん完全に薪割りオンリーしかやらないのならもっとロングなやつにするべきだと思うが。
ヒッコリーの柄には蜜蝋を塗ったためか手触りが良くなり、木目がハッキリし、塗る前は白っぽかったのに色味が大人っぽくなり狂おしいほどカッコよくなった。しばし所有する悦びに浸りたいと思う。
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ちなみに、薪割り台にしていた薪まで真っ二つになり、そのためコンクリートを打ってしまって刃が若干やられた。これにはさすがに冷や汗が出た。ソッコーで砥石&シャープナーで補正した。薪割り台の安定感は十分考慮すべきだった。。。
・・・というわけで、棚作りに移ろう。
③低予算、短時間で薪棚を拵えよ
いよいよ最後の工程になるが、実はホームセンターで生木専用ノコギリ2000円、ハスクバーナの斧5000円を支出し、予算がやばくなっている。
つまり、薪棚にあまり金をまわせない。とってきた薪を収納できる小さい薪棚でいいので、できるだけ低予算で見積もってみよう。
出費を抑えてもこれぐらいはかかりそうだ
- 材木(182cm垂木×6本)約1000円
- 防腐塗料 約1000円
- 雨除けシート 約800円
- 土台用レンガ 80円×4個
- 防草シート 108円×2枚
- シート固定ピン 108円×2セット
ザックリとしたイメージでは60cm×40cm×高さ60cmくらいな感じで、底部は空間をあけて風通しをよくしたい。
また、通気を妨げるので地面に草は生やしたくない。そこで草取りの手間を見越して除草シートを設置したい。実際に設置するのは軒下なので日陰だが、やはり草は多く生えるものだ。
塗料は高くついたので若干痛いが、野外で長く使っていきたいので、防水、防腐、防虫が可能な良い物を2度塗りで使うことにする。もし余ったら保管して他にも流用できる。
自分の中ではこれが最低限必要なものだ。その他、ビスなどは家にあるモノを使う。結局トータルで約3000円程か。。
(なんか、DIYっぽい内容になってきている・・・)
棚は、男気で造るモノ
脳内にイメージができれば、あとは速やかに作業するだけだ。
棚は、男気で造ってこそ頑丈なものが出来る。設計図なんて必要ない。
(・・・さっさとやらないと、子供、妻、近所の人・・・だれが攻めてくるかわからない)
男気で以下の様な工程を短時間でチャチャっと突き進む。
- 材料を切る
- 電動ドライバーでビスを打ち込む
- 防腐塗料を2度塗り
- 防草シート&レンガ設置
この規模なら余裕だ。すぐ完成する。
むしろあまりに簡単過ぎて作業中の画像は無い。。。

薪棚を設置する地面には防草シートを施してみる
というか、事前の草取りが大変だった。。。

そして薪用の棚、完成。
一応雨や雪も想定して屋根は手前に向けて傾斜を付けてみた。
小規模だが、わりと収容能力はなかなか。5束分くらいだろうけど、どうせ火遊び用なのでキャパは十分。
暴風雨などの時はシートを下ろし、屋根には適当な板を乗せたり石などを重しにする予定。(画像ではシートは畳んである)
自作の薪棚に、自作の薪を格納せよ
薪棚に入れる前に、薪も棚も軽く乾燥させる。
その際、薪は一時的に野積みして適当なところに放置する。まぁあまり雨にあてないほうが良いだろう。こうすることで木の断面から水分を抜いて、乾燥させるためのコンディション上げておくことができる。意外と薪想いの俺だよ?
それが終わったらいよいよ薪棚に保管する。それぞれの間に空間ができやすい「井」の形で積み上げることにする。隙間があれば風が抜けて乾燥が進むだろう。薪は天日というよりは風にあてることで乾燥していくそうだ。だから色んな部分に隙間を作ったほうが良い。

屋根に傾斜を付けて雪や雨にを除ける
レンガを土台としているのも地面からの湿気を避け、通気性を確保するためだ。ちょっと貧弱だが、予算上仕方ない。
後ろの壁とも若干離して設置している。
台風や嵐の時は棚全体に雨除けのシートを被せる予定だ。我ながら考え抜かれたプランだ。
あとはこの豪雪地帯で、真冬をどう乗り切るか、、、(考え抜かれたプランなのに一番大事なとこが抜けている。。。)
ま、いいや。雪が降るまでに考えることにしよう。。
はい、ほっこり。